江戸時代の様子を描いた当館の絵図の一部です。越後と江戸を結ぶ北国街道(追分から中山道)に面し、馬や徒歩で旅する人の姿がうかがわれます。 明治時代の当館の写真 つるや旅館 つるやは本町中程南側にありて、数棟の2階造を有し、数棟客室構造の宜しきと 器具等の清潔なるは、常に来泊する人士の称賛する所なり。殊に待遇すこぶる親切丁寧にして 実直なるが故に、来客常に室に満ち、たまたま来客の宿を求むるも謝絶する如き盛況なりという。 その客筋は官吏、議員、会社員、紳士、紳商なり。 「小諸繁盛記」より(明治38年発行)